ローテーション「狂乱ヴァンプ」について、デッキの詳細や立ち回りの方法、マリガン、このデッキを回すときに気をつけること、環境デッキの考察についても解説いたします。
本記事の内容
「狂乱ヴァンプ」とは?
Tier | 2 |
デッキタイプ | コンボ |
デッキの評価 | 8.5点 |
必要エーテル | 25000~30000 |
このデッキの評価
自傷ダメージを7回受けることでなる、狂乱状態時に強力となるカードを多く採用したデッキ。序盤から積極的に自傷回数を稼ぎ、早い段階での狂乱状態への突入を目指すのが鍵。
狂乱ヴァンプの立ち回り
序盤〜中盤の立ち回り
ポイント
このデッキはヘドネやガロムといった攻撃的なカードをいかに早い段階できれるかということにかかっている。
そのため1ターン目から悪魔の笛吹きやハーモニックウルフなど、しっかりと自傷ダメージを稼ぎながらも相手にプレッシャーを与えられる1コスのカードをプレイしたい。
悪夢の使徒は1コストながらも実質2/2として使えるパワーカード。
ラストワードとして出てくるフォレストバットには祝祭の饗宴を使い攻め立て、早い段階で相手を削っておきたい。
封印の凶狼・シグナの最も効果的な使い方は、後攻4ターン目、シグナ→バロン・グレートフィール進化(シグナも進化する)→チョイスカード進化(グレートフィールの効果)で進化3回の条件をクリアし、相手のフォロワー全てに3ダメージを与えること。バフドラゴン相手など盤面形成が得意なデッキによく刺さる。
中盤〜終盤の立ち回り
ポイント
悪夢の使徒&祝祭の饗宴によるアグロプランでない場合、1ppで1回、2ppで2回、3ppで2回、自傷を進めよう。2ppで2回自傷できる主なカードは以下の通り。
3ppまでに5回目の自傷が終わっていた場合、ヘドネ+1コストの自傷カードor鍵盤の悪鬼で狂乱状態に入りつつ、相手に大きなプレッシャーをかけられる。
狂乱状態になれれば、シルバースナイプを打つだけで相手のリーダーに3点入るので強い。かなり焦ってくるだろう。
その後、復讐状態(体力が10以下)になったら、ガロム+韋駄天のパシリ・マロンの進化で5pp11点相手のリーダーに入る。これらのパワーカードで押し切ろう。
狂乱ヴァンプを使用する時に気をつけること
狂乱ヴァンプの注意点
自傷ダメージのせいで相手に押し負けないように
相手も序盤から動いてくるデッキの場合、自傷により予想外のリーサルを貰う可能性が高い。(バフドラゴンのジョー12点や融合ネクロのギルガメッシュ12~18点)など。
相手によっては、何も考えず自分のリーダーの体力を削っていくというのではなく、何点あればやられないなどを緻密に計算し、上手く立ち回ろう。必要であれば、血族の養育を使う手段も。
時には復讐状態まで相手を誘い出すことも
このデッキには、マロンやガロムといった復讐状態で真価を発揮するカードが多く存在する。時には相手のフォロワーを全て処理するのではなく、ダメージをもらってわざと体力を10以下にするという戦略も有効だ。
狂乱ヴァンプのデッキ構築
デッキ構築について
基本的に狂乱時に有効なカードを使いやすさ順で選んでいるが、終焉の魔狼・フェンリルなどシナジーよりもパワーカードを優先する構築もいいかもしれない。
狂乱ヴァンプのマリガン
悪夢の使徒は必須カード。加えて先行なら眷属の飼育、後攻ならバロン・グレートフィールをキープしよう。
アディショナルカード追加後の狂乱ヴァンプ
アディショナルカードで追加される狂乱ヴァンプ系のカードは1枚。失墜の誘惑・マステマ。
ファンファーレで2回自分のリーダーにダメージを与え狂乱状態なら進化し、相手のフォロワーを2体破壊、2枚ドロー2回復を持つ。
効果的には悪くないが、相手のリーダーにダメージを与えられるカードではないので、採用するなら1枚だけのドローソース目的もしくは、ガロダートやルージュ&ヴェールを入れた遅めの狂乱ヴァンプ。
このデッキはTier1になり得るか?
デッキパワーとしては悪くはないが、ほかのデッキが強すぎる。現状、Tier3あたりが精一杯と言えるだろう。今後のデッキ構築に注目しつつ、必要であれば型を変えるのも前向きに検討すべきだ。