ローテーション「進化ビショップ」について、デッキの詳細や立ち回りの方法、マリガン、このデッキを回すときに気をつけること、などについて解説いたします。アディショナルカードの追加に伴い大幅なナーフが実装され、このデッキは非常に強化されました。
本記事の内容
メモ
このデッキは2月19日アディショナルカード後、最新版になります。
「進化ビショップ」とは?
Tier | 4 |
デッキタイプ | アグロ |
デッキの評価 | 8.0点 |
必要エーテル | 45000 |
このデッキの評価
進化ギミックを活かして清浄の噴水によるドローやアリス&グリームニルの効果で有利に戦うデッキ。不動の神盾・ブローディアがとにかく強い。
アディショナルカード追加後による変更点
不動の神盾・ブローディアの追加により、進化ギミックが進むだけでなく、相手のリーダーを削り切れるほどの火力が出るようになった。
進化ビショップの立ち回り
序盤〜中盤の立ち回り
ポイント
神域の狼はカウントダウン2で場に出た時進化する効果を持つ。進化カウントを稼ぐだけでなく、4/4スタッツは序盤の盤面争いで強力だ。理想は1pp、清浄の聖水の後に置くのがベストだが、3ppで何かしらのアミュレットを置けるのであれば問題ない。
ブルーミングダンサーはおなじみ場に進化フォロワーがいると進化するカード。2コスト4/3として使える他、ラストワードの1枚ドローも序盤は特にありがたい。
神秘の探索者も場のフォロワーが進化すると1コストになる高相性カード。序盤の盤面を取る上で活躍するだけでなく、終盤ライナのカウントになり、困ったら友愛の翼のコストにできるなど、腐りずらい優秀カードだ。
ホーリーキャットは場にアミュレットがあると進化するカード。もちろんこのデッキと相性抜群。
特に先行4ppなどでは果実の選別と合わせて使うと、両カード無駄なく使えていいだろう。実質3コストで8/8疾走を生成するアミュレットとして最大限活かすことができる。3ppでブルーミングダンサーと一緒に使うのもアリだ。
中盤〜終盤の立ち回り
ポイント
ペンデュラムアルミラージでブローディアを展開すれば、最低限相手のフォロワーを処理しつつ、進化込みで8点相手のリーダーを叩くことができる。ターン終了時、手札に戻るため、次のターンも相手が回復しなければ16点、それだけで試合が決まる場合もある。
烈風の大鎌はフォロワーが進化するたびコストが下がるので、0コストで置ける可能性が高い。フォロワーの打点が1上がる他、グリームニルは進化含め、9点相手のリーダーに入れることができるため最後の一押しに使えるだろう。
神託の決定者ライナはこのデッキとそれほど相性がいいように思えないかもしれない。しかし、このデッキのようにアグロ(序盤から相手のリーダーを攻める)プランを取る場合、重要なのはリーダーを回復させる効果になる。
何故ならば、相手のリーダーを攻めるということは、盤面の干渉は最小限、つまり相手にも同時に攻められる可能性もまた存在するからだ。以上の理由からアグロ系のデッキには、ツインシスターアスカ&シオリやミカエルが採用されている場合がほとんど。
このデッキはこれらのカードの相性が悪いため、ライナを採用している。20点は出ないが、早ければ6pp終了時に3ダメージ3回復ができるだろう。長期戦になった時にも、かなり効果があると言える。
進化ビショップを使用する時に気をつけること
進化ビショップの注意点
進化権は無駄に使わないよう貴重に
進化回数が増えれば終盤有利になるからといって無駄に使うのには気をつけよう。ライナを進化されたい場面でできなかったり、ブローディアが自身の効果で進化できないなど弊害が出てしまう。
盤面が埋まらないようにしよう
このデッキはそこまでフォロワーを展開しないものの、アミュレットを多く使用するだけでなく、毎ターンステッキアルミラージが出てくることを考えると、何も考えずにプレイするのは得策ではない。
2ターン先まで何したいのか?を常に考え、盤面が埋まらないよう配慮したい。
進化ビショップのデッキ構築
デッキ構築について
進化ギミックに加え、アグロデッキ対策or長期戦を見越してライナも搭載している。進化時にフォロワーを破壊するだけでも強いので、1枚採用だけならギミックを邪魔はずだ。好みでグリームニルなどの進化ギミック要素を増やしたり、逆に天命の執行者を入れるなどしても面白い。
進化ビショップのマリガン
ドローソースのアミュレット、果実の選別は最優先。これらが引けていたら神域の狼、後攻であればライナもありだろう。
このデッキはTier1になり得るか?
非常に面白いデッキかつバフドラゴンとも互角に戦えるデッキではあるが、フィニッシャー不足なのは否めない。こまめに回復をしてくるデッキなどには厳しいため、環境上位は難しいかもしれない。