ローテーション「秘術ウィッチ」について、デッキの詳細や立ち回りの方法、マリガン、このデッキを回すときに気をつけること、などについて解説いたします。シンプルであり、低ランク帯から高ランク帯まで、幅広く使用されているデッキである。
本記事の内容
メモ
このデッキは2月19日アディショナルカード後、最新版になります。
「秘術ウィッチ」とは?
Tier | 4 |
デッキタイプ | ミッドレンジ |
デッキの評価 | 7.0点 |
必要エーテル | 72000 |
このデッキの評価
場に出した土の印を消費して、エンペラーゴーレムによる強力な盤面構成と巡りの大魔術師レヴィによるバーンダメージを使い勝つデッキ。全環境はダントツでTier1だったが、数々のカードがローテ落ち。もう使えないかにも思われたが、新カードで相性の良いものを多く採用しているため、ここからトップに返り咲けるか?
アディショナルカード追加後による変更点
カード名 | 能力 |
3コスト 2/3【進化前】ドレイン | |
ファンファーレ エンハンス6:相手のフォロワーすべてをクレイゴーレムに変身させる。 | |
3コスト 2/3【進化後】ドレイン | |
進化時:このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン終了時、大地の魔片1つ出す」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
進化時:土の秘術 相手のフォロワー1体をジャンクゴーレムに変身させる。相手のフォロワー(ジャンクゴーレムを除く)すべてに2ダメージ。 |
本能の求道者・ファウストがアディショナルカードとして追加されました。「自分のターン終了時、大地の魔片1つ出す」はっきり言って強いが、秘術ウィッチで必要なのか?と話になる。このデッキは土を消費するカードがエンペラーゴーレムぐらいしか、いない。そのため、最低でも1つか2つあれば十分だ。また、足りないのなら、天空の掌握でカバーできるので、このカードは必要ないだろう。
秘術ウィッチの立ち回り
序盤の立ち回り
ポイント
このデッキはエンペラーゴーレムのXの数を進めればするほど、ターン終了時にリーダーに与えるダメージが増える。
Xとは??クレイゴーレムを出した数である。クレイゴーレムを場に出す方法は数多く存在する。今回は2つ紹介する。
1つ目は皆さんご存知のカード、エンペラーゴーレムである。
エンペラーゴーレムをアクセラレート1で出すことで、土の秘術を1つ消費するが出すことが可能だ。これが1番基本の出し方だろう。
2つ目のカードは、天空の掌握である。
このカードは汎用性の高いカードである。使い方としては、1枚融合し、土を増せる役目をするが3コスで、出しても強い。ガーディアンゴーレム1体と大地の魔片(土)を1つ出す。ガーディアンゴーレムは、エンペラーゴーレムのXにカウントされるので、安心だ。しかし、注意すべき点がある。1枚融合し、土を増す役割を持っているが、場に土がある状態で融合をしないと増やすことができない。
エンペラーゴーレムがこのデッキの鍵となる。早い段階で手に入れていると勝ちやすい。そこでサーチするカードある。
使い魔との契約である。
本来は(土の秘術を持つフォロワー)をランダムに1枚デッキから手札に加えるが、土の秘術を持つフォロワーをエンペラーゴーレムだけの構築にした為、サーチできるようにした。
中盤の立ち回り
ポイント
4ターン目終了時または5ターン目開始時までに土が2つ以上なのは、5ターン目にエンペラーゴーレムを出すからである。足りなかったら、天空の掌握などで、カバーするのが良いだろう。
秘術ウィッチは、他のデッキに負けないほど、5ターン目の動きがシンプルで強い。その動きとは、土が2個ある状態でエンペラーゴーレムを出すことだ。
まずシンプルに3体出すことができ、そのフォロワー1体1体が強い。加えて、エンペラーゴーレム以外の他2体は3/3守護でありながら、ターン終了時、Xの数だけ、リーダーにダメージを与える。しかも相手のターンでエンペラーゴーレムを倒せなかったら、ほぼ確実に勝利である。
しかし、この盤面は簡単に崩すことができるのだ。例えば、天駒の聖竜などで、全体-5/-5を出されるケースがある。そこで処理をされない工夫をしたい。
それが、ガーディアンゴーレム進化だ、例外もあり、天駒の聖竜やドミニオンなどの全体5ダメージを与えてくるデッキには、エンペラーゴーレム進化が必要だ。この判断の見極めが重要になってくる。困ったら、守護進化をしよう。
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終盤の立ち回り
ポイント
エイルが手札に序盤から、入っていれば、スペルブーストはかなり進んでいるはずだ。最低でもカウントが5以上達成してから出したい。これは、エイルの効果で、ファンファーレ、リアニメイトXを行う。Xは(このスペルブーストの回数)である。Xが10ならリアニメイトしたフォロワーとこれは進化するので2コスでエンペラーゴーレムをリアニメイトすることができる。4コス2体召喚できるため、勝ちだ。また、打点が足りないのなら、シュマエルなどで、カバーしましょう。
またシュマエルは、フォロワー能力である、守護、疾走、必殺を全て、付与されているため、盤面処理、防衛、攻撃、全て行うことができる。
秘術ウィッチを使用する時に気をつけること
進化ビショップの注意点
土の溜め過ぎに溜め過ぎに注意
土を溜めすぎると、盤面ロックになってしまう。その為、あんまり多く置きたくない。常に2から4あるのが、理想である。それ以下だと、エンペラーゴーレムを出せない、それ以上だと盤面ロックになってしまうので、気をつけたい。
土がない状態で、エンペラーゴーレムを出してはいけない
エンペラーゴーレムを土がない状態で出してしまうと、ガーディアンゴーレムが2体でない。これだけだと、別に大したこと無いと思うが、かなり痛い。まず、エンペラーゴーレムのXのカウントが進まなくなる。加えて、盤面処理が衰える。全体5ダメージが無くなる為、進化を使ったとしても、1体しか処理ができない。
秘術ウィッチのデッキ構築
デッキ構築について
使い魔との契約は、本来(土の秘術を持つフォロワー)をランダムに1枚デッキから手札に加えるが、土の秘術を持つフォロワーをエンペラーゴーレムだけの構築にした為、エンペラーゴーレムをサーチすることが可能。
秘術ウィッチのマリガン
エンペラーゴーレムはデッキの鍵となるカードである。またエンペラーゴーレムのサーチカードとして、使い魔との契約(実質エンペラーゴーレム)をマリガンしよう。
このデッキはTier1になり得るか?
非常に面白いデッキであり、盤面処理能力や高火力のフィニッシャーが存在する。秘術ウィッチは、回復ビショップとの相性が最悪だ。しかし、U10ヴァンプの登場で、使用率が下がった。加えて、U10は序盤、中盤の盤面処理能力が低いため、秘術ウィッチが優勢である。秘術ウィッチは相性の差が激しく、Tier1まではいかないが、かなり強い。