アンリミテッド「狂乱ヴァンプ」について、デッキの詳細や立ち回りの方法、マリガン、このデッキを回すときに気をつけること、環境デッキの考察についても解説いたします。
本記事の内容
「狂乱ヴァンプ」とは?
Tier | 1 |
デッキタイプ | アグロ |
デッキの評価 | 9.5点 |
必要エーテル | 50000~60000 |
このデッキの評価
自傷することでデッキから直接召喚されるフラウロスや煉獄のダークナイトを使った圧倒的な攻撃力を誇るデッキ。守護に対する処理能力も高く、このバトル中、自傷した回数分相手のリーダーにダメージを与える闇喰らいの蝙蝠は、1回で試合を決めるほど強力だ。
ハンドレスヴァンプの立ち回り
序盤〜中盤の立ち回り
ポイント
このデッキのキーとなるのは、2枚の直接召喚だ。3ターン目以降、4回目の自傷で場に出るフラウロスとターン終了時、狂乱状態なら場に出る煉獄のダークナイト。
基本的には3ターン目に出したい。そのためには3ターンの間に7回自傷する必要がある。無理なくできるのは1PP1回、2PP2回、3PP4回。
3pp7回の自傷例
- 1pp 悪魔の笛吹き(1)→2pp 眷属の飼育(1)→3pp ダークオーダー、バットノイズ、眷属の贈り物(5)
- 1pp バットノイズ(1)→2pp ダークオーダー(2)→3pp 蹂躙のデーモン、悪魔の笛吹き、眷属の贈り物(4)
- 1pp 鮮血の花園(1)→2pp ダークオーダー(3)→3pp 夜天の吸血鬼(3)
- 1pp 鮮血の花園(1)→2pp 眷属の飼育(2)→3pp シルバースナイプ、蹂躙のデーモン(4)()はそのターン中の自傷回数。3ターン目以降かつ1ターンで4回(4)カウントしなければフラウロスは出ない
フラウロスの条件でもあるが、3ターン目に4回の自傷が意外と難しい。そこで重要になってくるカードが眷属の飼育だ。
2PPで眷属の飼育を使えば3PP開始時にダメージを負えるためカウントが1つ進む。後3回はこのデッキなら比較的難しくないだろう。
鮮血の花園もこのデッキの間違いなくキーカード。1ターン目におけば、3ターン目終了時までに3会の自傷カウントを稼ぐことが可能。
中盤〜終盤の立ち回り
ポイント
愛絶の姦淫・ヴァーナレクは狂乱状態なら+2/2疾走の最強カード。進化して愛絶の飛翔を付与すれば2コストで6点相手の顔に入る。
このデッキは自傷が多い分、自身の体力管理も重要になってくる。悪魔の笛吹きによるドレインやフロウロスのラストワード効果で回復していきたい。
相手の場に守護や放っておいたら厄介なフォロワーがいるなら夜天の吸血鬼や赤き血の女王・ヴァンピィの効果で出てくる必殺疾走持ちのフォレストバットで対処できるはずだ。闇喰らいの蝙蝠は奥の手として手札に持っておけば、終盤20点近くのダメージが期待できる。形成が逆転しても諦めずに戦おう。
狂乱ヴァンプを使用する時に気をつけること
財宝ロイヤルの注意点
場が埋まらないように注意する
大量展開ができそうだからといって無闇に盤面を圧迫してはいけない。直接召喚される2体のフォロワーのことも考慮に入れてプレイしよう。特に鮮血の花園は4ターン消えないのでプレイする際は注意が必要だ。
体力管理は常に心がける
このデッキは自傷により思いがけず体力が低くなりやすい。悪魔の笛吹きによるドレインやフロウロスのラストワード効果で回復するのも、もちろんいいが、長期戦を覚悟するなら血族の養育を使っておくのがいいだろう。特にミラーなどで重宝するカードだ。
狂乱ヴァンパイアのデッキ構築
デッキ構築について
3ターン目の直接召喚ラッシュに集中するなら闇喰らいの蝙蝠は邪魔になるかもしれないが、回復ビショップなど回復を何回もしてくるデッキにはこれがないと押し切れないので私はオススメしたい。ミラーなどアグロデッキが多い場合は、威圧の防衛隊長を入れるのもアリだ。
ハンドレスヴァンプのマリガン
先行後攻関係なく必須なのは眷属への贈り物、鮮血の花園。これらのカードが引けているor後攻なら眷属の飼育もアリ。アグロ系デッキには悪魔の笛吹き、コントロール相手には闇喰らいの蝙蝠もキープしよう。
このデッキはTier1になり得るか?
早い段階での高スタッツフォロワーの直接召喚、夜天の吸血鬼や赤き血の女王・ヴァンピィの処理能力、闇喰らいの蝙蝠の理不尽OTKなどを考慮すると、間違いなくTier1と言えるだろう。
最後に
アンリミテッドはいろんな立ち回りがあり、非常に面白いですよね。特に狂乱ヴァンプにはローテーションデッキにはないような戦略性と豪快さが味わえます!ぜひ試行錯誤してグランドマスターまで目指して見てください!